皮膚炎とティーツリー

ペタルーナをよく利用くださるお客様が
アトピーのお子さんにティーツリーと月桃入りの
島クリームでケアしたところ、すごく良かったとお声をいただきました。

アトピー性の皮膚炎には“かゆみ”がつきもの
赤くなって　カサカサ　かゆかゆ　
子供に関わらず　皮膚炎は何度もぶり返したりして
とてもつらいものです
(わたしも中学生の頃まで　アトピーで悩んでいました・・・)

そんな皮膚炎でお悩みの方に
今日はティーツリー精油のお話をしますね

ティーツリーはよく“万能薬”や
殺菌効果から“傷薬”だといわれます。
スタッフの伊藤は無人島に一つだけ持っていくなら
迷わずティーツリーを選ぶとか(笑)

その効果は殺菌だけにとどまりません

少し難しい話にはなるのですが

炎症とは身体の自己防御反応です。
身体のガードマンとなるものが≪好中球≫
外敵を破壊して　私たちの身体を守る役割があるのですが
しばしば　暴走して傷つけてしまうこともあります

この暴走状態がアレルギーや炎症を引き起こしてしまうのですが
≪好中球≫の乱れを整えることで　炎症の悪化を防ぐことができます

ティーツリーはこの≪好中球≫の過剰な活性化を阻止する作用を持っており
また、炎症を引き起こす物質≪炎症性サイトカイン≫の生産を抑制したり。
発赤・発熱を引き起こすヒスタミンの生成・分泌を妨げる働きも近年わかってきました

今回　お客様がティーツリー入りのクリームがよかったと言っていたのは

この作用がおおきく関わっていたのではないかと思います

ただし、慢性的な皮膚炎はほかの問題も絡み合ってることもありますし
強い炎症が起こっている個所は皮膚が敏感になっているので

精油を使用できない場合もあります

症状の重いときには　お医者様にかかかり
お薬をしっかりと使うことも大事です

しかし　長期になるとあまりお薬に頼りたくないという方も・・・
そんな時には　ぜひティーツリー精油でのケアしてみませんか

【AEAJ機関紙　安倍茂著　参考】

ペタルーナ　麻生