「NOSE」調香師‐世界で最も神秘的な仕事


こんにちは。

北谷いいだです。

最近鑑賞した映画のおはなし。


NEZ(ネ)
というフランス語をご存知でしょうか?

“NEZ”はフランス語で“鼻”の意味。

“一流の調香師(パフューマー)”
のことを指す言葉として知られています。
「一流の鼻を持っている人」という意味で
尊敬と親しみを込めてそう呼んでいるのです。


「『NOSE』調香師‐世界で最も神秘的な仕事」
という映画は
まさにこの“NEZ”のおはなし。


クリスチャンディオール専属の調香師
フランソワ・ドゥマシー氏の
創造の源に迫るドキュメンタリー映画です。

「NOSE」調香師‐世界で最も神秘的な仕事

「シャドール」「ミス ディオール」など
そのミニマム、かつ奥深い香りに多くの人が虜になりました。
これら〈ディオール〉の香りを2006年からすべて
生み出しているのが調香師のフランソワ・ドゥマシー氏です。


「この映画は
いわゆる、ファッションムービーではない。
むしろとても素朴に、誠実に、ドゥマシーという人間に寄り添った作品だ。」
‐HPより抜粋

「NOSE」調香師‐世界で最も神秘的な仕事

映画はインドネシアのパチュリ畑の映像から始まります。


「3日かけてパチュリを見に来る価値があるのか?
わたしにはあります。
ありのままの環境で原料を見ることは非常に重要です。
香水はすべてここから始まるのです。」


話しながらパチュリ畑の中をひとりで歩く
ドゥマシー氏の姿がいきなり印象的でした。

「NOSE」調香師‐世界で最も神秘的な仕事

パチュリを育てるインドネシアからはじまり、
ローズやジャスミンを育てる南フランスのグラース
ベルガモットを育てる南イタリアのカラブリアなど
舞台は移り変わっていきます。

「NOSE」調香師‐世界で最も神秘的な仕事

「NOSE」調香師‐世界で最も神秘的な仕事

その中で芳香植物を育てる生産者たちが登場しますが、
その生産の大変さ
そしてそれをサポートするドゥマシー氏への信頼を語っています。

あらためて普段使っている精油のありがたさと
いち調香師が
ここまで原材料にこだわるのか
産地の農家をサポートするのか、と驚きを感じました。

見ているとドゥマシー氏の謙虚で奥ゆかしい人柄に惹かれていきます。


わたしが印象に残ったシーンは

「正確な匂いを覚えておくために
匂いがあるものすべてを覚えておく必要があります。
匂いを嗅いだ瞬間に周りに何があったのか
そこにいた人々、そして明るさ、周囲の音などです。」

と語るドゥマシー氏が降っている雨に手を伸ばし
水滴の匂いを嗅いだシーンです。

えー!それ香りあるの?と思ってしまいそうになりますが
きっとドゥマシー氏はその瞬間にその時の情景を含めすべてを
記憶しておくために香りを嗅いだんだろうなと思いました。深


「NOSE」調香師‐世界で最も神秘的な仕事


グラースの蒸留工場や農園の映像など、何から何まで
興味深いものばかりで個人的にはとても見ごたえのある
ドキュメンタリー映画でした。

とにかくフランソワ・ドゥマシーが調香した香りを試したくて
映画をみたその足で
ディオールのパフュームを注文しちゃいましたよね、、(震)


「現場で実際に匂いを嗅ぎ、触れることが重要です。
なぜなら環境は素材の一部だからです。」
と語る、旅好きな調香師の香りがとどくのが楽しみです。




Amazonプライムで鑑賞できます。(有料)

香水好きなかた
アロマ好きなかた是非


美しい映像とともに貴重で面白いおはなしが沢山聞けるので
おすすめです。^^






本日も最後までお付き合いありがとうございました!



今回はこのへんで。









おしまい

















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店名

okinawa aroma petaluna(ペタルーナ)